☆星にみちびかれて
第24回 ほしのいえ 講演とミニライブ
遠い道を歩き続ける

2017年12月6日(水)18:30〜21:00(開場18:00)
ムーブ町屋3Fホール(地下鉄千代田線・京成線 町屋駅下車1分)
集会協力券 2000円


講演 海渡雄一
ミニライブ ジンタらムータ
トーンチャイム
(菅野眞子指揮 シルベスタークワイヤー)

主催:「ほしのいえの集い」実行委員会
問い合わせ先
「ほしのいえ」TEL/FAX:03-3805-6237(火・木・土 13時〜16時)
携帯:090-4396-7446(三上)
振替口座  番号:00170−2−556971 口座名:ほしのいえ
ホームページ http://hosinoie.net/ メールアドレス info@hosinoie.net


第24回 ほしのいえ 講演とミニライブ
遠い道を歩き続ける

 墨田区の都立公園で一人の野宿者が殺害された。容疑者は数日置いて逮捕された。「腹が減り、金がなくて誰でもいいから襲おうと思った」と供述した彼は岩手県から上京し、この公園で野宿を経験していた。新聞の片隅に載った小さな囲み記事。撲殺された人も、加害者も貧しかった。私たちが生きている時代の紛れもない一つの現実。
 福島は忘れ去られ沖縄の基地反対の闘いに現政権は弾圧を加えている。「弾圧」、本土の多くの人びとにとって弾圧などありえないことと感じているのかも知れない。福島県南相馬市へ行けば、沖縄の辺野古に行けば、現実を目の当たりにすればわかること。貧しい人は捨てられ、放射能被害は無視され、基地反対の声は遠い。一つことが起きるとこの国は民衆を捨てる。そこに分断が起こり民衆同士がいがみ合う。仕組まれた支配の構図。
 2017年6月15日、十分な審議もせずに、中間報告だけで国会採決をする強引なやり方で、共謀罪は成立させられた。だが、全国各地で、国会前で、施行させない私たちの闘いは続いている。
 「秘密保護法」「安保関連法(戦争法)」「共謀罪」、もはや杞憂ではない。戦争をするためのお膳立てはそろった。戦争反対の声は厳しく抑圧されるだろう。
 すべてのいのちは尊い。ほしのいえはそう信じて活動を続けてきた。この先も沖縄の「勝つまであきらめない」の思いを共有して、いのちを守る闘いの輪に参加していきたい。
 今回は民衆の立場で音楽活動をしている「ジンタらムータ」さんからは元気を、海渡雄一弁護士には共謀罪の問題点と今後の対応策を、と企画しました。
 皆さんとご一緒の時間を持ちたいと思います。ご参加を心からお待ちしております。


出演者紹介

海渡雄一(かいど・ゆういち)
1955年兵庫県生まれ。第2東京弁護士会所属の弁護士
死刑廃止・公害問題・原発訴訟・人権問題など幅広く活動し、2010年〜2012年まで日弁連事務総長。(会長は宇都宮健児さん)2011年米紙「フォーリンポリシー」世界の100人にパートナー福島みずほさんとともに選ばれる。「監獄と人権1・2」(2004)「『原発訴訟』(岩波新書2011)・『脱原発を実現する』(福島みずほと共著)「新共謀罪の恐怖」(平岡秀夫と共著2017)「戦争をする国のつくり方」(2017編著)など著書多数。

ジンタらムータ /Jinta-la-Mvta
独自の無国籍音楽として知られるシカラムータの大熊ワタル(clarinet,etc)、こぐれみわぞう(チンドン太鼓、vo)を中心とするチンドンユニット。チンドンをバックボーンにクレズマー、バルカンなど世界の民衆音楽とのハイブリッドに挑んできた。3・11以降は抗議の場でも積極的に参加、演奏してきた。また近年は、日本ならではのクレズマーバンドとして欧米でも話題となり各地のフェスティバルに招かれている。映画「首相官邸の前で」(小熊英二監督)エンディングテーマ担当。CD「怒りの日」(2014年)など。
http://www.cicala-mvta.com

2017年12月6日(水)
18:30〜21:00(開場18:00)
ムーブ町屋3Fホール
(地下鉄千代田線・京成線 町屋駅下車1分)
http://www.hosinoie.net/

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