☆星にみちびかれて

第28回 ほしのいえ 講演とミニライブ
遠い道を歩き続ける

2022年2月24日(木)18:30~21:00(開場18:00)
ムーブ町屋3Fホール(地下鉄千代田線・京成線 町屋駅下車1分)
集会協力券 2000円

講演 吉水岳彦さん
ミニライブ 崔善愛さん
トーンチャイム (菅野眞子指揮 ティンカー・ベル・クワイア)

主催:「ほしのいえの集い」実行委員会

問い合わせ先
「ほしのいえ」TEL/FAX:03-3805-6237(火・木・土 13時~16時)
携帯:090-4396-7446(三上)
振替口座 番号:00170-2-556971 口座名:ほしのいえ
ホームページ http://hosinoie.net/ メールアドレス info@hosinoie.net



第28回 ほしのいえ 講演とミニライブ
遠い道を歩き続ける

コロナ禍でも炊き出しを続けていたある火曜日、2021年はほしのいえの活動が始まって30年だと知らされたよと、活動を始めた中村訓子シスターが一言。言われてみれば1991年9月から確かに30年。一時閉鎖を経て、ほしのいえは山谷圏で「弱い立場に置かれた人々の生活や人権を守る」ために小さな働きを続けてきました。その思いを「遠い道を歩き続ける」と言い表しました。
コロナ禍で見えて来た事は、この国の「労働者の使い捨て」が深く浸透していること。一人親家庭や非正規の人たち、外国人研修生が食べる術を奪われて生存権が脅かされている現実です。この国だけでなく世界中、利益のために暴力的に人間を支配する風潮が蔓延しています。その最たることが戦争でしょう。
こんな現状だからこそ、遠い道だけれど解放の日が来るまで歩み続けることを、皆さんとともに確認し合うひと時を作りたい、とこの集いを準備しました。
山谷支援で出会った「ひとさじの会」の吉水岳彦師、在日韓国人ピアニストの崔善愛さんとともに希望を分かち合いたいと思います。
ご参加をお待ちいたします。



出演者紹介

吉水岳彦
(よしみず・がくげん)

1978(昭和53)年、東京生まれ。大正大学人間学部仏教学科浄土学卒業後、同大学大学院仏教学研究科浄土学コースに進む。2009年3月、博士号(仏教学)取得。2009年4月に若手僧侶有志と「社会慈業委員会 ひとさじの会」を発足。ホームレス状態にある人や身寄りのない人の葬送支縁、浅草山谷・上野地域における炊き出し夜回り、東日本大震災被災地支縁に取り組む。一方、2016年より病院のスピリチュアルケアワーカーとしても活動する。現在、浄土宗光照院住職、臨床仏教研究所研究員、大正大学非常勤講師、淑徳大学兼任講師、上智大学グリーフケア人材養成講座非常勤講師、東京慈恵医科大学病院非常勤講師。

※上記の「支縁」という言葉は、「既存のご縁を支え」、「新たなご縁を結び」、いつの日かわたしたちも「互いに支い合えるご縁」となることを意味する造語。

著書:『現代宗教2012―大災害と文明の転換』(共著、2012年、秋山書店)、『お袖をつかんで』(単著、2019年、てるふる)等。


崔善愛(ピアノ)

北九州市出身。愛知県立芸術大学大学院修了後、米国インディアナ大学大学院でピアノをG.シェべック、室内楽をJ.シュタルケルに師事。伊・独・マケドニア・コソボなどの国際音楽祭に招聘された。近年、コンサート『ショパンの手紙』『ベートーヴェン物語』などの脚本制作も手掛ける。劇作『KYOKAI』(東京芸術座)、『最終目的地は日本』(木山事務所)の音楽監督もつとめた。主な著書「自分の国を問いつづけて」「ショパン~花束の中に隠された大砲」(ともに岩波書店)。
現在、恵泉女学園大学および明治学院大学非常勤講師。日本ペンクラブ平和委員。「週刊金曜日」編集委員。



2022年2月24日(木)
18:30~21:00(開場18:00)
ムーブ町屋3Fホール
(地下鉄千代田線・京成線 町屋駅下車1分)
http://www.hosinoie.net/